MBCT for Depression
(MBCT-D)
うつの再発予防のためのマインドフルネス認知療法
マインドフルネス認知療法とは
マインドフルネス認知療法(MBCT-D)は、うつを経験した方のための8週間のグループ
プログラムです。英国のNICE(国立医療技術評価機構)では、軽度から中等度のうつ病に効果的な治療法として、また再発予防の方法としても公式に推奨されています。
このプログラムは、マインドフルネス(今この瞬間への気づき)と認知行動療法という、
科学的に効果が認められた2つのアプローチを統合したものです。
MBCT-Dでは、頭の中で何度も繰り返される習慣的な思考や感情のパターンに気づき、
それらと新しい関係を築いていきます。気分の落ち込みが始まりそうなとき、
そのサインを早めに察知して、自動的な悪循環を断ち切るための力を育てていきます。
プログラムでは4つのことを学べます
01
うつの再発につながる思考や感情のパターンに気づく力を育てていきます。気分が沈みはじめるサインを早い段階で察知し、悪循環に入る前に立ち止まることができるようになることを目指します。
02
「疲れ」「無気力」といった身体感覚や、「ダメな自分」といった否定的な思考が起こると、それにともなって気分が沈みやすくなることがあります。マインドフルネスの実践を通じて、そうした変化のプロセスに気づき、そこに飲み込まれずに立ち止まる方法を身につけていきます。
03
自分に対して「こうあるべき」「また失敗した」といった厳しい見方をしてしまうことは少なくありません。このプログラムでは、そのような思考に気づき、一歩引いて観察し、自分自身に対して思いやりをもって接する姿勢を養っていきます。
04
日常の中にあるちょっとした心地よさや安心できる瞬間に目を向ける練習をしていきます。すぐに何かが変わるわけではないかもしれませんが、そうした小さな気づきが、自分にとって少しほっとできる時間を増やしてくれることもあります。
各Sessionのテーマ
01
気づきと自動操縦
02
頭で生きること
03
散漫な心をまとめる
04
嫌悪を認識する
05
許容すること/そのままにすること